前回の記事
ソルティーステージ プロトタイプ メバル XMBS-762ULSS インプレ(前編)
の続きになります。
新しいメバリングロッドを買ったので、早速入魂に行ってきました!
同行者は私にメバリングを教えてくれた釣りの師匠になります。
行った場所はフェリーで1時間ほどかかる離島。
私は初めて来る場所ですが、師匠は2度訪れていて、いずれもいい思いをしている場所とのこと。
波止には灯りがあり、足場もしっかりした場所で釣りやすく、潮当たりも良さそうです。
メバルが釣れそうな条件が揃っているいい場所です。
ただし、釣行日は若潮で潮位差は最大2m程度。
そこまで潮は行かないかもしれません。
この日の釣行で持参したロッドは5本
前回投稿時からラインナップがガラッと変わったので、簡単に右から順に紹介します。
★Graphiteleader Nuovo FINEZZA PROTOTYPE S.T.limited
グラファイトリーダー ヌーボフィネッツァ・プロトタイプ S.T.リミテッド
GNFPS-7112ML-T
キャロ、フロート用です。
強いロッドなので、チニングやエギングにも使っています。
★AbuGarcia SaltyStage Prototype Mebaru
アブガルシア ソルティーステージ・プロトタイプ メバル
XMBS-762ULSS
今回購入したNewロッドです。
★YamagaBlanks BlueCurrent 74Ⅱ
ヤマガブランクス ブルーカレント 74ツー
ジグ単、軽いキャロ、スプリット、マイクロワインドなど何でも出来る万能ロッドです。
最近出番が少ないかも・・・
★YamagaBlanks BlueCurrent 66 JH TZ/NANO PROFESSOR
ヤマガブランクス ブルーカレント 66ジグヘッド ティーゼットナノ プロフェッサー
運命のめぐり合わせにより幸運にも手に入れたすごいロッド。
ジグ単で攻め掛けメインの主力です。
★YamagaBlanks BlueCurrent 510
ヤマガブランクス ブルーカレント 510
ジグ単のみ、かつ近距離戦専用特化のロッド。
このロッドでしかアタリが取れない、釣れないパターンもあります。
さて、到着時はまだ日が暮れていませんでした。
早速NewロッドにPE0.2号のジグ単1.3gでやってみます。
型は出ませんが、ポツポツ釣れました。
早くも入魂完了しました。
日が暮れてからは、PEからエステル0.4号に替え、引き続きジグ単でやってみます。
ピンクカラーのアジリンガーでなかなか良い型のメバルが釣れました。
すごく大きいのは出ませんが、アベレージが18~19cmでいい引きをしてくれます。
干潮間近になったので、テントを張って仮眠しました。
また潮が上がってきたタイミングで再開しました。
潮は流れたり止まったりしていました。
今回のパターンとしては、潮が流れているときは上のレンジ、止まっているときは底付近といった感じでした。
そのため、コロコロ変わる潮の流れに応じてジグ単の重さやフォール時間、アクションやリーリングの有無など細かく探りながら釣っていきました。
潮が流れているタイミングで試しにプラグを投げたところ、あっさりと一投目でいいサイズが釣れました。
ハードルアーで釣れたのは久しぶりだったので嬉しかったです。
そして夜が明けてきました。
引き続き釣れてはいましたが、船が早い時間で出るので、後ろ髪を引かれながら帰宅しました。
持ち帰りは26匹。
途中からはキープサイズもリリースしたので、持ち帰った数の倍以上を釣ることができて大満足の釣行でした。
ソルティーステージ・プロトタイプ メバルのインプレです。
【良い点】
◯まず、
軽い!
軽いので、長い時間釣っていても疲労感が少ないです。
軽いロッドでありがちな穂先の持ち重り感もなく、ちょうど人差し指付近に重心が来る(リール160gの場合)ため、ロッドとしてのバランスがよいです。
ショートソリッドであることが効いているのかも知れません。
◯そして、
振り抜きが気持ちいい!
いつまでも釣っていたくなるロッドですね。
曲がった後の収束がすごく早いので、投げるときのダルさがなく、飛距離も出ている気がします。
◯曲がりがいい感じ!
ティップはしっかり曲がって違和感を感じさせないのか、エステルでもすぐに離さない感じでした。
掛けるときは、流石にアジングロッドみたいなバシッとした掛け方はできませんが、ロッドを持ち上げる感じでスイープしながら合わせると面白いようにかかります。
掛けた後は、ロッドの曲がりでツッコミをしのぎながらバットパワーで浮かせる感じで、やり取りが楽しい、かつ主導権を与えないゲームが楽しめました。
これまでよりバラシが少ないのもしっかり掛けられているからかと思います。
◯感度もすごくいい!
このロッドはエステルと相性が良さそうです。
そのため、エステルの持つ高感度を活かすことができました。
アタリも明確ですし、フォール中の居食いによる違和感も感知することが出来ました。
良い点はすごく多く、最新のロッドはすごいと感心しきりでした。
【気になる点】
ただし、少しだけですが気になる点もありました。
◯
リールシートのロックを完全に外さないとリールの付け外しが出来ない
リールシートのロックを行う部分のネジが短いのか、ロックを完全に外さないとリールの付け外しが出来ませんでした。
写真のカーボン柄の部分がロック箇所です。
一番上まで回してフリーになるまでにしないとリールシートからリールが外れませんでした。
他にそのようなロッドに出くわしたことがなかったのですが、ちょっとリールの付け外しがしにくいなと思いました。
まあ慣れで解決しそうな気もしますが。
◯
傷が付きやすそう・・・
ブランクスには、無塗装無加工のためか、細かいギザギザがついています。
私は釣り上げた後の処理などで、たまに地べたに置くこともあります。
その時に、この凸凹に傷が付きやすそうなので、これまでのロッドよりちょっと取り扱いを丁寧にしたほうがいいかなと気になりました。
(傷が多少付いても強度や性能が下がることはないようですが・・・)
今のところ、
総じて素晴らしいロッドであると感じました。
また使い込んでいったら印象や気付きがあると思うので、そのときはまた書いてみたいと思います。